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日本予防医学会 第1回講演会 (終了しました)

日時 平成16年6月12日(土) 14:00~17:00
会場 順天堂大学 有山記念館講堂
参加費 2,000円 (資料代)

プログラム

I.「機能性食品ゲノミクス」
阿部啓子(東京大学農学系研究科・教授)
II.「ペプシノゲン法による胃がん検(健)診とそのEBM」
三木一正(東邦大学医学部第1内科・教授)
III.「医薬品安全対策と予防医学」
浅沼一成(厚生労働省医薬品食品局安全対策課・課長補佐)

講演会内容

本学会は、従来の狭い学問的枠組みにとらわれることなく、予防医学に向けて、農学、臨床医学、社会医学が共通のテーマについて自由で活発な議論を進めていく場として設立されました。今回、その第1回講演会を東京で開催しました。

平成16年6月12日(土)に順天堂大学医学部有山記念館講堂で講師として東京大学農学系研究科の阿部啓子先生、東邦大学医学部の三木一正先生、厚生労働省医薬食品局の浅沼一成先生をお迎えし、約100名の方々にご参加いただきました。

開会にあたり、日本予防医学会副理事長 吉川敏一先生より本学会の設立の趣旨などについてのご挨拶をいただきました。

最初に、「I.機能性食品ゲノミクス」と題し東京大学大学院農学生命科学研究科教授でいらっしゃる阿部啓子先生から食品の機能にある病気を予防する、遅らせるという生理機能についてゲノミクスを駆使しエビデンスのあるデータで証明していく必要性について、食品ならではの具体的な事例を交えお話しいただきました。

続いて、「II.ペプシノゲン法による胃がん検(健)診とそのEBM」と題し東邦大学医学部医学科内科学講座(大森)消化器内科教授でいらっしゃる三木一正先生からペプシノゲン法についてお話いただきました。この方法の現在までの経緯と、そのスクリーニング法としての活用について実際の検診での状況や他の検査法との組み合わせ、経済効果なども含め、早期発見の重要性、今後の発展性などについてのお話しをいただきました。

最後に「III.医薬品安全対策と予防医学」と題し、厚生労働省医薬品食品局安全対策課副作用情報専門官でいらっしゃる浅沼一成先生から医薬品と予防の関連性について講演をいただきました。副作用予防の対策としてデータ・マイニングの活用、感染症定期報告、添付文書の記載内容などを中心に実際に起こった事例を交え、楽しくお話しいただきました。

閉会にあたり、日本予防医学会理事長の原田康夫先生より、ご挨拶ならびに平成16年12月3日、4日に開催する第2回学術集会(広島大学サタケメモリアルホール)について特別講演(「脳保護戦略のイノベーション」広島大学 松本昌泰教授、「病因論からみた肝炎、肝癌の対策と予防」広島大学 吉澤浩司教授、シンポジウム(「病気は予防できるか?」)、ポスターによる一般演題などについてご案内をいただきました。

第1回講演会開催にあたり、多くの方々にご参加いただき、また、講師の先生方には大変貴重なご講演をいただき、盛会のうちに終了することが出来ましたことを心よりお礼申し上げます。

順天堂大学医学部公衆衛生学教室 教授 丸井英二

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